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どんな人物が便利屋さん稼業をするのか?
世の中を 斜に観ているような多田のところに、学生時代の知り合いの行天が転がりこんできた
この人物がまた、ハチャメチャな性格らしい・・。^^;
二人の関係や、二人の過去、彼らのもとにもってこられる仕事がなかなか面白いのだ
辛いけれど過去をしっかりみつめて、同じ間違いを繰り返さないようにする
というのは、難しいけれど 一歩でも踏み出せば人生は少しは生きやすくなるのであろう
今回 初めて『三浦 しをん』さんの作品を読みました
<直木賞、受賞作品>という言葉につられて 図書館で予約したのだ
賞を取る作品は読まないという人も多いけれど
賞を取る作品というのはそれだけの価値があるのも ちゃんとあるのだから
食わず嫌いというのは勿体ない!
世界には自分がまだ出会ってない作品や
きっと自分の好みにあうであろう作家さんが どこかで眠っているのだから
少しの光が見えたなら、まずは探って手にしないと・・ね♪
女性が書く時代小説というのは、きめ細かくて人情の機微もあり
なかなかいいものである
本作品は「宮部みゆき」や「畠中恵」の時代物の中間? かな
質とかじゃなくて、作風がである
文章も重くもなく 軽くもなく丁度よく
登場人物のキャラもいいので読むスピードは増すばかりであった
この作品 目のつけどころが面白い
<聞き屋>という商売に おやっと 興味をひかれる
カソリックの僧侶みたく 懺悔を聞くというわけでもないが
(そういう部分もあったりはするが)説教をたれるという事はない
人の秘密を知ったあと 自分の胸だけに納めておくという心の強さは
悟りを開いた人間でないとできそうにもないと思うのだが
主人公は、その点はどうなんだろう・・・。
私なら、聞きたくないこと・知りたくない事は聞けずにすめば
これほどありがたい事はない^^;
でも人生、、、そうもばっかり言ってられないよね
さてさて この著者の宇江佐 真理さんの作品
もう少し 読んでみよう・・・・♪ (図書館で借りなくっちゃ)
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